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『風ノ旅ビト』クリア記念:プレイ感想・考察など(ネタバレ?有り) [ゲーム]

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先日新型が出たと言う事で、よいしょっとPS3を買って来たんですが
さて、ソフトも何も手元に無いしどうしよう……と思ってふと以前から気になっていた
『風ノ旅ビト』を購入してみました。
(一応、すぐ遊べるようにとMW3の吹替版も一緒に買っては居たのですが…)

とりあえず一日で二周クリアして、プレイしながら色々ぶわっと浮かんだり考え込んでしまったので
忘れない内に、メモがてら残しておこうかと思います。

※クリア後についてのメモにつき、未プレイ・未クリア時の閲覧はご注意下さい。


【五感に訴え掛けながらも、『語感の無い』世界】

さあプレイ開始だ、とワクワクしながらスタートボタンを押すとちょっとしたイントロの後、
砂漠に『旅ビトさん』こと自分の操作キャラクターがぽつん。
え、砂漠ばっかりで周りに何も無いんですけど……操作方法も……一瞬コントローラー持った手が止まる。

とりあえずなんか人工物っぽいのが見えるしそこに行けばいいんじゃない?と歩き出す。
サクサクと足音が響く。お、結構モーション凝ってるな!とワクワクする。
歩きながらよーく耳をすませば風の音が聞こえるし、太陽は眩しいし、
旅ビトさんのマント?ポンチョ?はヒラヒラバタバタなびくし、
BGMはふわふわと流れるように綺麗だし、何より砂漠の砂の表現が素晴らしい。

ここ何年かはやれムービーゲーだグラフィックだけだと言われていますが、
なんというか高グラフィック性というものを上手く使って、その結果上手く行ったゲームなのかなあ、
と感じました。
ゲーム中各所に挿入されるムービーも壮麗。アンテナにビンビンくるこの感じ、大好き。

でもひとつだけそこに無いものがある。言葉である。

ゲームを進めて行くうちに旅ビトさん、何やら不思議な力を使えるようで○ボタン押すとなんか「ポワッ」って出る。
何回か押すとポポワポワポワと音と記号が変わる。
おお、これがこの世界での言葉の代わりみたいなもんかと気付く。
最初にお供してくれた旅ビトさんが結構お喋りさんで、道中ずっとポワポワ賑やかでした。
二人で真似っこし合ったり。くっつくとMP回復するんだー、とか。やって見せてのアドヴァイスとか。
言葉の無いコミュニケーションは、なんだか遠い昔に忘れてきたあったかさを私に与えてくれました。
あったけえ。しかしこのあったかさも私の中ではクリアと共に氷結-196℃に陥ってしまうのだった…。


【繰り返すこのポワリズム】

で、なんとか最初のクリアをしてスタッフロールのその映像美に圧倒されていたんですが、
ふとエンディング⇒スタッフロールが終わった瞬間、急に背筋がヒヤリと。

画面左下にいつの間に、しかも何事もなかったかのように再び出現する『新しい旅に出る』のボタン。
エンディングの余韻に浸る暇もなく提示される再出発。
見ればその景色はエンディングからやはりいつの間にか、何も始まっていなかったあの砂漠へと『変わっている』。
山を見上げれば、そこには先ほど自分がスポーンと出てきたのを彷彿とさせる流れ星が空へと上昇している。どれが『自分』なのか?まさか夢落ちか?そんなバカなと。

ぞくり、としました。怖い。なにこれ。マジ怖い。新手のホラーか、と思いました。
フワフワポワポワ『自由に』旅をするというコンセプト?ながら、
何か得体の知れないモノに『徹底的に管理されている』不安感が一瞬、よぎったんですね。
例えば自分が操作する旅ビトさんや、滅んでしまった?と思われるその旅路の風景さえも。
セノサーガのアレと似た感じの『繰り返し』と言うか。
ちょっと話が飛び過ぎますが、このゲームの中の旅ビトさん達が紡ぐお話が、
それこそ何かの『フェイルセーフ』なのではないかとすら。はい、中二病ですね、すみません。

緩急をしっかりと押さえたBGMの演出などがかっちりかっちりプレイ状況に絡み付いていたのも相まってか、
疑り深い私は余計にそう感じてしまいましたね。
(演出面においてのフラグ立てとそ回収の手際は本当に「素晴らしい!」の一言ですが)

雪山はほんと、涙がちょちょぎれました。二人で一緒に進んでいたのもあってか。
最後の最後で、思わず声に出てました。「え、これ、死ぬんじゃ」って。
その前にでっかい怪物に何度もぶっとばされて
「やべwww普通にこれ死ぬんじゃwwww」っても思ってましたが(苦笑)。

果たして、この旅を半ば『延々と』繰り返す理由とは。
二周目が終わったばかりなので、まだまだ旅の中で出来る事は増えそうな予感もします。
クリアを重ね、ゲーム中でのアクションや探検の精度を上げるごとに旅ビトさんが『白く』なって行く意図とは。

最近のゲームは何かと説明に大きく割合を設けている所為かすっかり『手放しの状態で自分で考え、
模索しながらプレイする』という事が減ったな、ともこの『風ノ旅ビト』をプレイして感じました。
何はともあれ、古き良き8bitゲーム時代の手探り感を思い出させてくれる素敵なゲームだと感じました。
しかしながら、ゲーム中は言葉が無いという世界の中で、
私の脳味噌は言葉ばかりがどんどん浮かんで仕方がありませんでした。

今後何かしら、作品に沿った文章を書いてみたいな、とも思ったのですが
「それはちょっと違うかな?」とも思いつつ。まあ機会があれば。


余談:旅ビトさんのローブが風に吹かれてブワッとなった時に
    「見えた!」とか思ってしまってすみませんでした。なんとも可愛いサルエルなお尻がキュートでした。


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